考察4

2003年8月7日
考察3からの続き

就職活動1日目で2社から内定貰って、正直実感が湧いていませんでした。周りの話を聞いて、長期戦を覚悟していたし、この2社は言葉は悪いけれども、練習のつもりで選んだ会社だったから、絶対に行きたい会社ではなかった。どちらも次の日に返事すると言ったので、その日の夜は悩んだけど決められない。翌日。やっぱり決められない。
一社は、経理課。
もう一社は、人事課。
給料も待遇もあまり変わらない。
両方から求められている度合いも同じ位。
人事課の方は、交渉すれば給料上げてもらえそうだった。
翌日、経理課の方から電話がかかってきた。返事を聞きたいと。「まだ決めかねています。もう一度お話したいのですが」
という事で、経理課の会社へ行く。よく考えたがもう少し就職活動したいみたいな話をした時、「それはあなたの自由だけど、今のご時世、職はなかなかないよ。決めてしまうのもいいと思うけど?」
実際に働く部署を上司に見せてもらう。感じは悪くなかった。
結局、2〜3時間はいた。「実際に働く部署まで見せたのはあなたが初めてだよ、入社…決めてくれた?」
なんとなく、逃げられなかった。「宜しくお願いします」と頭を下げた。
本当は、自分のやりたい事は人事課にあった。でもこの当時、私は学校に行っていて、人事課の仕事は未経験分野で、新しく覚えないといけない事ばかり。経理課の業務内容は、前職でほぼ全てを手掛けていた。新たに覚える事はあまりない。学業(?)を優先するには、こちらの楽な会社の方がいいだろうという判断だった。
求人票では正社員だったのだけれど、実際には契約社員だった。それに対してすごく腹が立って、普通なら信用もできないから辞めるところなんだけど、これは同時にここに決める理由になった。元々お金がなくなったからこりゃイカンと思って始めた就職活動で、別にバイトでもよかった。仕事の内容的にも、前職で経験している事で自分の身にもならないし、長くても1年だろうと思っていたから、逆にいつでも辞められる状況の方がいいだろうと思っていた。あともう一つ。こちらの経理課の方は、面接一社目で、電話がかかってきたのも最初だった。人事課は二社目。学生時代の就職活動でも、一番最初に内定が出た会社に就職した。この会社に就職できた事を感謝している。これも何かの縁になるかな…と「最初」を重視したのだ。

で、入社した結果…  やっぱり無駄に続く。ここが一番長いかも。

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