面接の話

2003年9月25日
某日、面接にいった時のお話。
朝もはよから事務所につくと、もうすでに数人の方が先にいてアンケートを書いていた。私もその仲間に加わり、色々と記入。「会社が業績を伸ばすにはどうしたらいいいですか?」知らないって。
面接官2人、面接者4人の集団面接。志望動機と自己PRをそつなく話す。集団面接は面白い。比較対象がいると、自分の面接能力がどんなものなのか比較してある程度は参考になる。ただ、自分より能力が高い人間がいると落ち込んだり、どぎまぎしたり、人よりよく見られようと過剰な発言してしまいがちになったり、マイナス面もあるけどさ。
昼から、合格者のみ二次面接を行いますとの事。えっ、面接って朝だけじゃなかったの。一日潰れるじゃん。待ち時間も長いしさ。まぁヒマだからいいけど…
「合否の結果は、○時×分に、電話で…」
…お知らせします、と発言するのかと思ったら、
「…電話で、こちらの方に問い合わせてください」
エッ。
「二次面接までの間、当社のショップが●×にありますので、見てきてください」
面接終了。当然、4人は自然に団体行動を取る。
「待ってる間ヒマだし、ショップ見に行きます?」
「なんで問い合わせるんでしょーねー」
お昼を一緒に食べる。就職活動について色々語る。
そして、運命(?)の時間がやってきた。
「…このまま、誰も電話を入れなかったらどうするんだろうね?」
「何人かが電話した時点で、後の人は合否が分かっちゃうじゃないですかねぇ」
「ジャンケンして負けたもの順で電話しましょう」
そして、電話番号をたらい回しにしながら、一人ずつ電話。相手は、間をあけずに次々とかかってくる電話をどう思ってるんだろうか。一緒に居るって丸分かり。結局、4人中2人が合格。2人は「頑張ってね」とお会計をしてお店を後にした。私と、私と同い年の女の子が残された。
「なんかなぁ…どう思います?」
「正直、どうでもいいかな」
「他の面接の練習だと思って」
「同じ年齢だけど私よりあなたの方がキャリアあるから絶対採用されると思うよ。○×とかやってるし…私、○×はやってないからね」
「○×なんて数字を入力したら誰でもできるって、大丈夫だよ」
とかなんとか、お互いに譲り合う不思議な光景。
二次面接。しゃ、しゃちょう…
なんか凄すぎて書けません。
同い年の子が、徹底的に嫌われたか好かれたかのどちらかで、集中攻撃。多分この子が採用じゃないかな。他にも2名面接者がいたんだけど、年齢的に私達よりずっとずっと上だったし。ま、この子は絶対行かないと言っていたけど。
でも、同い年でありながら羨む位にキャリアがある子なのに、面接で落ちまくってるんだって。世の中不思議だ。すごくか細い声してるから、面接で不利になってるのかな…?分からん。
この求人、見た時からなんとなく避けてたんだけど、職安の職員にとりあえず受けてから考えたらいいんだから受けてみなさいと言われて受けた会社。
私のセンサーは正しかったわ!!とか思った一日でした。

ていうか。
実は、内定貰った会社に今日からいってたりなんかする…
でもなんか、この就職活動日記はまだ終われない。なんかまだ終わらせたくない。別に今の会社に納得していないとか、就職したくないという意味ではないんだけど。就職活動はお金と時間がかかるのでやるもんじゃないとも思っている。でももう一方で、就職活動を通して学んだ事も沢山あって。就職が決まった時点で就職支援センターとはお別れになっちゃうんだけど、もっと職員の方と話したかった。元一般企業経験者ばかりの職員の話は、本当に参考になった。あともう少し、頑張ってみたかった。結局、今の会社は経験分野。未経験分野にもう少しだけチャレンジしたかったんだよね。

…出戻ってくる可能性もあるわけだし。

なんで、日記はダラダラと続きます。

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