仕事の転機点

2004年3月14日
先日、前会社で仲が良かったりよくしてもらっていた人達とご飯にいってきました。
久々に会うのでプライベートな近況を話すさながらも、中心の話題はやっぱり前会社の話になってしまう。
業種的にとても恵まれていて、会社としてはとても立派な会社。けれどもその為か、能力やモラルが…な会社。
こういう会社に優秀な人間が入るととても辛いものがあって、その辛い思いをずっとしてきていた人がメンバーの1人。
私がその人を何が一番すごいと思えるかというと、ずっとその会社にしかいないのに、会社の問題点とか疑問点とかちゃんと考えたり見えていて、それに染まったり慣れたり諦めたりする事もなく、自分を見失わないようにしているところ。
社員の多くの人間は問題意識として捕らえていない、危機感を持っていない。でも、持ちようがない部分もある。とても穏やかな人間関係で仕事も楽で福利厚生が親会社よりも断然しっかりしていて組合がむちゃくちゃ強くて、新卒で会社に入社してしまえば、私なんか絶対に何も危機感も疑問も持ってないはず。そして、それらの疑問点や改善などを口にしようとする人間を「うるさい」「めんどくさい」と思う傾向のある上の人間達。だまって素直に働く人間のみ可愛がられる。
その人は辞めるタイミングをずっと逃していて、なおかつ、これだけの立派な会社を辞める理由は、他の人からはあまり理解してもらえない。
そこにいれば自分を守ってもらえる環境から抜け出そうとする事に。
その人が、今年は本格的に動き出すみたいで。私としては同じ会社にいて社内を見てきているので心情が分かるし、本人の為にも抜け出すべきだと思うけれど、自分が身内だったらどう思うだろう、と。もったいないって反対するのかなぁ…。
ひとつの会社しか見ていないと分からない事もあって、転職で得た事もいろいろあるんだけど、だからって転職すべきかといったらそうでもないとも思う。私の最初の会社の部署なんかは本当にやり甲斐のある部署だから、数年で辞めてしまう事はとてももったいない事。これは辞めて、次の会社にいってから分かった事なのだけど。それに別に同じ会社にずっといるのはいけないなんて事もないし。転職しんどいし、人間関係も仕事もイチからで大変なんだから、理由がなければ同じ会社にいるべきとも思うし。扶養家族がいるいないで変わってくるとも思うし。
文章が下手でグダグダになってきたけれど、会社の人が転機点を迎える事になりそう、そんな話。
ていうか、いかにモラルがなくておかしいかを本当は書き出したいんだけどね。今回も色々笑える話から驚くべき話、色々聞きてきました。
公務員とかも色々すごいものがあるみたいですが、公務員ならともかく(←公務員に偏見があるわけではないけど)民間企業のサラリーマンなんだからさ…大きな企業なら多少なりともある話なのかもしれないけど。

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